こんにちは!ブリコラブログ!です。
今回は「偉人から学ぶシリーズ」の3回目!
テニス界より、史上初! “ゴールデンスラム” を達成した最強の名プレーヤー、
シュテフィ・グラフ選手のパフォーマンスとビジネススキルを関連付けてお伝えします!
- 「ユーモアと大胆さで、観衆を味方につけたパフォーマンスって!?」
- 「テニスファンなので、知ってる!あの話でしょ!?」
というみなさまに、楽しんでいただける記事になっています!
どうぞ最後までご覧ください!
Contents
シュテフィ・グラフ選手って、どんなひと!?
テニスプレーヤーといえば、日本の錦織圭選手!(松岡修造さんも。。)
またグランドスラム大会である全米オープンを2度制して、
世界ランク1位にも輝いた大坂なおみ選手!が真っ先に思いつくと思います。
1大会でも制するのが難しいグランドスラム四大大会(全豪・全仏・全英・全米)
1988年に4つすべて勝利!加えて、その年に行われたソウルオリンピックで、
なんと・・金メダルも獲得!
“ゴールデンスラム” 達成!という、新しい偉業を達成しました。
この偉業を達成したテニスプレーヤーは、古今東西グラフ選手以外現われていないのです!
世界ランク1位の生涯保持記録377週は、男女共にやぶられていない記録です!
引用元:女子テニスのシュテフィ・グラフが、「ゴールデン・スラム」を達成。
| 1988-09-10 | Time-AZ[/caption]
いかにブッ飛んだすごい選手なのか!?をご理解いただけたのではないでしょうか!!
『ユーモア』と『大胆さ』が発揮された、“伝説の試合”
その試合は、1996年のウィンブルドン(全英)の準決勝。
グラフ選手の相手は、日本のエース・伊達公子選手でした!
第1セットを6-2でグラフ選手が取って、第2セットも2-0でリード。
ただ、そこから伊達選手が神がかり的な追い上げで連続6ゲームを奪取!
第2セットを制する途中の第7ゲーム目。
グラフ選手の劣勢、世界最高峰の格式高い大会が醸し出す、
何とも言い難い異様な雰囲気が会場に漂っている。。。
張り詰めた状況でグラフ選手がサーブを打とうとしたときに、
会場の男性ファンが・・
“Steffi,will you marry me!?”
(シュテフィ!俺と結婚してくれ!)
会場は、どよめき・笑いと、まぁさまざまな反応!
何より面食らったのは、サーブを打とうとしていたグラフ選手だと思います。
一番集中するタイミングですからね。。。
まだ騒然とする会場をたしなめ、声のした方を2度ほど苦笑いしながら見るグラフ選手。
その次に彼女が発したことばが・・・
“How much money do you have?”
(あなた、お金いくらもってるの?)
会場は大盛り上がりです!!!
観客のあふれる笑顔がとても印象に残ります。
人を惹きつけて、心を動かす!
観衆はグラフ選手が発したこの意外なことばに、賞賛と尊敬を持ちました!
誰一人として傷つけず、そして、勝ってしまったんですから!!!
メモ
- サーブを打つ前に邪魔されたことで、怒っても仕方ないシーンだった。
- 邪魔した観客でさえもプロの選手から見たら大会を盛り上げる“顧客”のひとり。
- 大切なファンでもある。
- 観客の心配をよそに強烈なユーモアで返し、会場全体を「安心」と「笑い」に変えた!
このやりとりが有ったゲームは伊達選手が取りましたが、
準決勝はグラフ選手が勝利!そのまま決勝も勝利し、優勝を果たしてます。
このプロとしてのパフォーマンスが引き寄せた勝利!と確信しています!
ビジネスプレゼンテーション:心を動かす9つの法則!
ここで説明されている法則の中に、感情に訴え聴衆のハートに触れる!
ユーモアを交えて軽快にといった要素がありました。
グラフ選手がこれを知ってことばを発した訳では、当然“ない”と思います。
試合に勝利する!という結果を求めつつ、失礼な発言をした観客も嫌な気分にさせない
プロとしての心意気が生んだ最高の瞬間だったと信じて疑いません!!
試合中にプロポーズ!?グラフ選手の秀逸な切り返し:まとめ
- 人の心を動かすには、『ユーモア』や『大胆さ』も必要!
- プロとしての“あるべき姿勢”が、観衆を味方につけて最高の結果を生む。
いかがでしたでしょうか??
この“伝説のシーン”は、YouTubeでご覧いただけます!
それでは、次回のブリコラ!にもどうぞご期待ください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!