こんにちは!ブリコラブログ!です!
今回のテーマは、ビジネススキル編「経営理念」について。
経営理念と聞いて真っ先に思い浮かぶ人物は、
稲盛和夫さんでは無いでしょうか?
「アメーバ経営」による経営管理手法を確立し、京セラを牽引。
その後KDDIや日本航空の再建に携わられ、主宰の「盛和塾」において
多くの経営者へ理念経営の大切さを伝導されました。
稲盛和夫さんのような凄い経営理念を論じるというよりは、
小規模ながら企業の部門を管理職として率いている立場・目線で
どのように腹落ちさせているのか?をお伝えします。
どうぞ最後までお付き合いください!
Contents
結論:経営理念=法人としての『人格』
経営理念をGoogle検索すると、
- 企業の根本となる活動方針を明文化したもの
- 企業の経営や活動に関する基本的な考え方や価値観
といった内容が結果表示されてきますね。
(やはり、なんだか固いですね・・・。)
私個人的には、
・法“人”としての人格や生きざま
という風に理解にしてます。
法律上の定められた”人”としての”会社”が「法人」
会社/企業のことを「法人」と呼びます。
経済活動における契約行為などは法律上「人」と「人」との間で実現するものなので、
法律上の擬人格として定められたのが「法人」のはじまりなんですね。
みなさんの中に「こんな人生を送りたい」「将来こんな自己実現をしたい」
「家族と幸せに過ごしたい」といった“ゆずれない軸”のようなものが必ずあり、
この人としての“判断軸”を基準とし、行動・選択・意思決定をしていると思います。
みなさんが普段の生活での意思決定が“軸”からなされるのと同様、
会社・組織の活動における意思決定基準・あるべき姿は、経営理念が”軸”とされるべき。
個人的には、そんな整理にしています。
経営理念の浸透
わたしが所属している本業の会社では、
いつ「経営理念は何?」と聞かれても社員全員が即答できる状態です!
(以前所属していた会社では、手帳を見ないと回答できない状態・・・苦笑)
大切なのは表面的に経営理念のことばを覚えていることではなく、
現場社員から経営トップに至るまで”日々の仕事で意識できているか?
に尽きると思います。
なんと言っても、法”人”としての「人格」ですから!
過去に勤務していた会社では、経営理念の重要性を理解していた。
社員に浸透していないことへの危惧もしていた。
経営層が管理部門へ、理念浸透するための策を作成指示し実行命令をした。
そんなことがありました。
上記で見てきたように、私は経営理念を”会社の人格”として見ているので
大変違和感を覚えました。。。
(人工的に作るものでは無いのでは??と)
人格という抽象的なものを社員全員が同じレベル感で理解するには、
具体性と長い時間を要します。創業者の、創業当時からの想いですからね。
そんな違和感を抱えた迷いの状態から救ってくれたのは、
こちらの書籍でした。
中川政七商店の社長と山口周さんの対話形式で「ビジョン」と共に働く
ということについて、大変分かりやすく記述されていました。
若干ネタバレ的になり恐縮ですが、”経営トップが率先垂範すること”が大切。
トップが言動一致で愚直に実行していれば、社員はその様子を見て「そういうことか!」
と理解し、ついてきてくれる。体現してくれる。
このお考えには、大変大きな共感を得ましたね。
是非ご一読ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
それでは、また次回のブリコラ!でお会いしましょう。