こんにちは!ブリコラブログ!です。
会社で仕事をする人にとって、必ず・絶対 関わりがある人事部。
学生の方であれば「採用担当」をインターフェースとして会社のことを知り、
入社後は「給与計算してくれてるな」とか、「評価制度を運用してくれてるな」
そんなくらいのイメージではないでしょうか・・・?
今回の記事は人事部含む間接部門で8年管理職を経験している筆者が、
メモ
- 人事部の4つの機能
- 「どんな仕事があるのか?」「転職の参考にしたい!」
といったあなたに役立つ内容を意識しております。
どうぞ最後までご覧ください!
同じ説明を、YouTube動画にもしております!
じっくりご覧になれる方は、動画でもお楽しみください!
Contents
人事部の使命と役割!
経営や事業活動の目的を達成するために、必要な人材を確保。
その人材を最大限に活用する「仕組み」と「環境」を整備すること!と言えます。
「経営」には、4つの構成要素があると良く言われますよね。
経営を構成する4つの要素とは?
- ヒト
- モノ
- カネ
- 情報
「ヒト」の領域を担当し人事としての仕事や活動やサービスの提供先は、
「経営」と「社員」の2方向にわたります。
最近は「情報」が最も大事だ! という声をよく聞きますが、
筆者自身、それは当たっているなぁ、、と感じつつも経営の要素を挙げると
必ず最初に『ヒト』がきます。
やっぱり、ヒトが最も大事!ヒトがいなければ、
情報もカネも扱ったり有効に使いこなすこともできません!
人事部の「4つの機能」とは!?
人事としての活動やサービスの提供先が「経営」や「社員」とお伝えしました!
活動やサービスが提供先や性質によってどのような違いがあるか?を図解でお伝えします。
まず縦軸が、サービスの提供先。上が「経営」、下が「社員」です。
横軸が仕事の内容や特徴として理解するようにしてください。
左が管理・実務的要素の仕事。右が企画・開発的要素の仕事 で区切ります!
それぞれ細かく解説します。
機能その❶:『マネージャー』
・経営者だけですべての人事的管理を行うことは実質的に不可能です!
人事部は「人事制度」や「就業規則」の策定~運用を通じて、経営者が行うべき
人事労務管理を代行する役割を担っています。
代行業務なのですが、経営・事業寄りのポジションだ と言えます!
機能その❷:『コンサルタント』
つづいて右上の 「コンサルタント」をお伝えします。
労働法制の改正に基づいて就業規則の改訂を行ったり、
市況や労働環境変化を捉えて自社に適した人事戦略の見直しを行います。
「えっ!?そんなのはコンサル会社に依頼するもんじゃないの!?」
という声が聞こえてきそうです(笑)
確かにそんな側面がゼロでないですが、事業会社として自社の置かれた環境を冷静に見つめ、
「どうしたいか?」を、経営者と人事が意思・意図を持たねば動きません!!
その意味で人事企画・労務の専門家として、経営者を支援する役割を担います。
機能その❸:『エージェント』
ここからがサービスの提供先が、「社員」「従業員」です。
みなさまは給与を受け取りつつ、「あっ、所得税払わないと!」とか、
「住民税どうなってたっけ??」といったことを意識することは、まず無いでは??
ここが『エージェント』としての機能です!
社員が会社で仕事に集中し安心して過ごせるように、給与計算や社会保険の届け出や
税金の支払いなど、様々な形でサービス提供を行い従業員を支える「代理人」としての
役割を担っています。
機能その❹:『コーチ』
最後に、『コーチ』です。
社内コミュニケーション活発化を目的とした活動の実施や
社員のキャリアや階層別やテーマ別の研修を企画や実施を通じて社員の能力開発を
支援する役割を担います。
人事部の中にある、「人材開発課」とか、「教育研修室」みたいな部署が
これらに該当してくるイメージですね。
人事部とは!?「4つの機能」と「仕事内容」:まとめ
- 人事部は、対『経営』と対『従業員』へサービス提供を行う!
- 人材の確保と最大限に活用する「仕組みづくり」と「環境整備」がミッション!
- 「管理・実務」的役割と、「企画・開発」的役割の4つの機能を保有している。
いかがでしたでしょうか??
大ヒットドラマ・日曜劇場『半沢直樹』で登場する人事部は、
有無を言わせない人事辞令を発動する“権力の象徴”的ポジションで描かれますね(笑)
業界や会社により人事のあり方はさまざまであることは前提ですが、
基本的な機能としてご理解いただけたら幸いです。
次回以降、さらに詳細な仕事内容を解説して参ります!次回もご期待ください!!