こんにちは!ブリコラブログ!です。
近頃同僚と資産運用について会話する機会が増えてきましたが、
投資機運の上昇とは裏腹に7割が資産形成について「取り組んでいない」
という非常に残念な結果を確認しています。
(残り3割は、「保険で積立てしている」など)
取り組んでいない理由
- 投資は良く分からない!(コワイ!)
- 証券口座の開設や買い付けの設定が面倒なイメージ
概ねこの2つの理由に集約されます。
今回の記事は2点目の理由(課題)の解消につながる内容。
私も活用している資産形成において非常に有効な手法である、
『米国ETFの定期買い付け』について解説します!
一度設定したら、メンテナンスは月1回程度でOK。
面倒・手間とは今日でさよならしましょう!
どうぞ最後までご覧ください!
米国ETFとは!?:投資信託との違い
まずはじめに、“そもそも米国ETFとは何か?”をお伝えします。
「投資信託」と「ETF」の違いを理解していただければ、さほど難しくないです。
違いご存知の方は先へ、余り詳しくない方は過去記事をご覧ください!
ETFのうち“米国の証券市場に上場しているもの”=米国ETF ですね!
- 「えっ!?米国の証券市場に上場している商品を日本でも買えるの?」
- 米国だけでなく、世界の優良企業にも投資したいんだけど・・・
安心してください!
今回ご紹介するSBI証券や楽天証券の口座を持っていれば、
世界有数の資産運用会社が販売している優良なETFを購入することが可能です!
ETF・定期買い付けのメリット
ではETFを定期買い付けしたら、どんなメリットがあるでしょうか?
大きく以下3つが挙げられます!
定期買い付け・3つのメリット!
- ドルコスト平均法の効果が得られる!
- 優良なファンドへ低コストで投資が可能!
- メンテナンスがラク!
順番に見ていきましょう!
ドルコスト平均法の効果が得られる
ドルコスト平均法とは投資の世界で推奨される商品購入手法で、
- 毎月(定期的に)
- 一定額で継続的に購入する
ことを言います!
何が良いかと申しますと、“気持ちが入らない”ことです。
商品購入時に先月より高い価格であれば「買うの止めようかな・・・」とか
逆に安ければ「多めに買っておこう!」といったことが起きがちです。
「毎月一定額を購入する」という設定ですので、
購入価格が高ければ購入数は少なくなり、安ければ多くなります。
投資の世界では、将来の価格を正確に予測することは不可能!
ドルコスト平均法を採用することは、高値で掴まされることを減らして
適正で平均的な金額でコツコツ購入可能になりますよ!ということ。
気持ちに左右されず、機械のように淡々とやってくれる。
これが大きなメリットですね!
優良なファンドへ低コストで投資が可能!
投資の世界では無駄なお金を極力支払わないことが、非常に重要です。
その最たる例が、
- 税金
- 手数料
と言えます!
投資の王道「インデックス投資」の年間平均リターンが4~7%。
この状況で買い付け手数料や運用中の手数料で2~3%取られるとしたら・・
手元に残る運用益が半分になることもあり得えるのです。
さすがにこれは回避したいですよね!もったいない!!
優良な資産運用会社が販売する投資信託やETFの手数料は0.1%台がほとんど。
100万円投資して、年間手数料は1,000円。365日で割ると、1日2.7円!?
本当に冗談のような金額なのです!
手数料をセーブすることの重要性を過去記事で解説しています。
こちらも是非ご参考にしてください!
メンテナンスがラク!
このあとお伝えする「SBI証券でのETF買い付け設定方法」を行うと、
その後は頻繁にメンテナンスする必要はありません。
買い付け設定は、毎月・ボーナスも併用するか?など、
簡単な要件を決めるだけでOK!
早速設定方法を見ていきましょう!
SBI証券でのETF定期買い付け設定方法
前提としてSBI証券口座を開設済みとして、説明致しますね。
ログインしたら画面上部のグローバルナビゲーション左から4つ目、
「外国株式・海外ETF」をクリックしてください!
以下の画面に切り替わりますので、
画面中央部の「外国株式取引サイトへ」を続けてクリックしてください!
以下の通り銘柄(ティッカー)を探して選択する画面へ遷移していきます。
赤枠のボックス内に銘柄を入力して検索をクリックします!
例えば私も購入し保有している「VOO」という銘柄を入力して検索すると、
以下の画面がでてきます。
「取引」の項目から一番下の「定期」を選択してクリックします!
ちなみに!
VOOは世界最強と呼ばれるS&P500の指数に連動するインデックス投資のETFで、
非常に人気がある(が故に価格も高め)ETFです!
最後に以下4つを設定したら終了です!
- 預かり区分
- 買付日選択
- 買付方法・株数等の設定
- ボーナス月コース
預かり区分
購入するETFを「一般口座」または「特定口座」のどちらで保有するか?を選びます。
よほどの理由がない限りは証券会社側で源泉徴収をしてくれる「特定口座」を
選択すればOKです!
買付日選択
ETFの定期購入を「日付」なのか「曜日」なのかを選びます。
例えば給与振り込み日の25日に毎月購入したい!であれば、
「日付指定コース(複数日指定可)」を選択して「25日」を指定します。
買付方法・株数等の設定
「指定方法」と「決済方法」をそれぞれ選択します。
指定方法は「株数」を指定して購入するか、「金額」を指定するかの違い。
確実に購入して先ほどお伝えしたドルコスト平均法の効果を得るには、
「株数」を指定して購入するようにしてください!
毎月10,000円分 という具合に指定した場合、
購入対象の株・ETFが10,000円以上の値をつけると購入できないからです。
毎月1株 と指定すれば少々高値でも1株は購入できて、
逆に安値であれば持ち出しが少なくて済みます。
ボーナス月コース
6月や12月などボーナス支給月に通常月に加えて買い増したい場合は、
この項目から設定します。
こちらはイメージつきやすいかと思います!
【米国ETF】SBI証券を活用・定期買い付けの方法解説!:まとめ
- 米国ETFの定期買い付けができるのは、SBI証券!
- 定期買い付けは「ドルコスト平均法の効果」が得られる!
- 初期設定(4つ)が完了すれば、月々のメンテナンスがラク!
いかがでしたでしょうか??
ETFの活用はS&P連動・全世界や新興国への投資・不動産・債券など、
アセットアロケーションを考える上でも非常に便利な金融商品と言えます!
定期買い付けの簡単設定を是非活用して、
資産形成を効率よく進めていきましょう!
それでは、次回のブリコラにもどうぞご期待ください!